展示空間の基本的な形式であるホワイトキューブ、その白い壁。
白い壁は物質として存在しているにもかかわらず、作品が展示されるとその存在を無視される。しかし近づき凝視すると、そこに不均一な起伏を見ることができる。
この不均一を拡大し写し取ることで、「物は見る距離感で意味が変わる」ということが言えるのではないだろうか?
White Cube No.2
2011,キャンバスにアクリル,162.1×130.3 cm
photo by asai masahiro
White Cube No.6
2011,キャンバスにアクリル,91.0×72.7 cm
右:
White Cube No.7
2011,キャンバスにアクリル,53.0×45.5 cm
左:
White Cube (国会議事堂)
2012,キャンバスにアクリル,116.7×72.7 cm